松村 遷
Sen Matumura
本沼手黄瀬戸酒盃
本沼淡雪手黄瀬戸酒盃
松村 遷(まつむら せん )
埼玉県の高校に在学中、陶芸室書庫にて図録の中の黄瀬戸と出逢ってより30年余り、その衝撃の美しさに魅了され、黄瀬戸を追い求めております。美濃で学び、現在は黄瀬戸生誕の地から遠く離れ、栃木県の益子町本沼という土地に御縁を頂き、その地の岩石を主体として各種草木灰を組み合わせて制作しております。
これら魅力溢れる素材との出逢いと、その無限の組み合わせにより、淡雪のように結晶の美しい肌や、焦げが出て深みのある肌など、現在のような黄瀬戸を表現できるに至りました
1977 埼玉県浦和市(現・さいたま市南区)生まれ
1997 京都伝統工芸専門校(現・京都伝統工芸大学校)卒業
1999 多治見市陶磁器意匠研究所(デザインコース)修了
以後、酒井甲夫に師事
2003 さいたま市の自宅に窯を設置 2018 益子町の自宅、本沼窯の初窯を薪で焚く
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