柳下 季器

柳下 季器

Hideki Yanashita

井戸茶盌

日本の安土桃山時代の作品を参考に韓国のカオリンや九州地方の材料を使って自分で調合しております.
井戸の見所は沢山ございますが、かいらぎが特徴なので、その部分を大切にしております.

今焼黒茶盌

長次郎の黒茶盌を手本にして釉薬と土を自分で調合しております.
長次郎の黒茶盌は単純な黒色ではなく、錆びた鉄の錆び色と黒が混ざり合う複雑な黒が特徴なので、その部分を大切にしております.

柳下 季器(やなした ひでき)

1967 東京都に生まれる

専門学校 桑沢デザイン研究所卒業
伊賀焼の里 三重県伊賀市音羽に神匠窯を開窯
2002 横浜高島屋美術画廊工芸サロンにて二人展
2003 神楽坂 小路苑「花と器」
2007 杉本貞光先生の薫陶を受ける

三重県伊賀市在住の陶芸家。東京都出身。桃山時代のやきものに魅了され、陶芸の道に入る。信楽での修行を経て、伊賀にて自ら穴窯を築窯し神田窯を開窯。杉本貞光氏に薫陶を受け現在に至る。天然の素材を用いて、楽焼、焼締、井戸、織部などの多彩な作品を制作し、侘び寂びの世界を表現している

ジャンル